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レンズ…何が違うの? [デジカメの選び方]

レンズには「色々な規格(仕様)と分類」があります。
さらに、同じ規格(仕様)のレンズでも「性質」は異なります。
まず、規格で
・焦点距離:50㎜
はよく聞きますよね。
数字の解説は別にするとして、レンズで
・ピントは調整できても焦点距離は調整できない
ことが、わかります。これを「単焦点レンズ」といいます。
・焦点距離:28~70㎜
は、数値に範囲があり、
・焦点距離も調整できる
ので「ズームレンズ」といいます。

いま、デジカメを買うとほとんどが「ズームレンズ」です。

ズームレンズには、
標準ズーム:焦点距離が28~70㎜
20170804151639.jpg
高倍率ズーム:焦点距離が16~300㎜
広角ズーム:16~35㎜
望遠ズーム:80~300㎜(レンズ交換用レンズ)
20170804151304.jpg
など、様々な範囲のズームレンズがあります。

これは、写せる範囲(角度)と密接な関係にありますが、写せる範囲は、焦点距離とイメージセンサーの大きさに影響されるため、フルサイズのイメージセンサに換算して考えるのが一般的となっています。

ここで、簡単に焦点距離と使うシーンをまとめると
・16㎜、28㎜(広角):集合写真や風景写真で広い範囲を写したいシーン
・35mm、50mm、85㎜(標準):街中や人物など日常のシーン
・120、200、300㎜(望遠):スポーツや運動会、お遊戯会で離れた場所から特定のものや人物などを写したいシーン
と、なります。

コンデジを買う場合は、35㎜~120㎜がカバーされていれば十分です。

ミラーレスや一眼レフを購入する場合の1本目は『標準ズーム』や『高倍率ズーム』がおススメです。
でも、2本目は『単焦点レンズ』を買ってみてください。
20170804151726.jpg

同じ、焦点距離のレンズでも、デジカメやレンズの値段が2~5倍違うことがあります。
その違いが
・F値(開口数):f2.8(f/2.8)
です。レンズの径の大きさです。もちろん、レンズの径が大きくなるとレンズを構成している『レンズの枚数』が増えたり、レンズの長さが『長く』なったりします。
それでも、f4(レンズ小)より、f2.8、f1.4(レンズ大)が欲しいのは、ボケが良くなるためです。

そのほかにも、
・材質:高屈折レンズ、蛍石
・レズ加工:非球面レンズ
を使うとレンズが『高価』になります。

お店で選ぶときには、シーンを想定して試し撮りをして、その写真を持ち帰って吟味できるといいですね。
・接写:近くのものを大きく写す
・標準:2m前後離れた人物を写す
・遠方:店内で最も離れたところを写す
その『接写』『標準』『遠方』を
・最大開放(f1.8)
・f8
・最小絞り(f22)
ズームレンズの場合はさらに、
・最小値:28㎜以下
・標準値:50㎜
・最大値:120㎜以上
の27通りを試し撮りしてみてください。その時の調整の操作が簡単かどうかも「ポイント」になります。
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